2012年9月15日土曜日

DNA180 + NC700X ABS DCT ??


Gilera DNA180を所有している。
182cc、単気筒CVT。
バイクでありながらスクーターエンジンCVTをつみ、本来のガソリンタンクにはメットイン、エンジンがあるところにはガソリンタンク、そして後輪のスイングアームが、エンジンと駆動系という、少々特殊なバイクだ。
8年近くの付き合いだが、単気筒のCVTエンジンは、最近、遠乗りが不安なコンディションで、昔のように一日で500km近いツーリングを、しかも高速で100km/h巡航というのはいささか骨が折れる。
小排気量の分、まわさなければスピードはでないし、CVTであるから高回転を維持し続ければいけない。
当然、ドライブベルトにも負担が大きい。

これまで、刀250、スポーツスター883C(04')などのMT車や、DNAと同じくイタリア系のMEXUS500SSや、Beverly250、sportcity250などにも乗ってみたが、MT車は長続きせず、イタリアスクーター勢は、とにかく壊れるのがつらかった。
そんな中で、MTであり、同時にATであるバイクの到来を待ち望んでいた。

アプリーリアのMANA850が出たときには、一筋の光明が見えた。
新世代ATバイクのさきがけになるだろうと思った。
しかし、イタリア車はイタリア車、というか、やはり不安があり、また、どうしたことか、この頃からイタリア車のデザインは、なんとなく丸みを帯びて、どうにも好きになれなくなっていた。

国産ではHONDAのDN-01が登場したが、ATではあったのだけど、運転中にはまったく見えないメーターに難があり、購入をあきらめていた。
これはバイクの特徴というより筆者の体格に大きく起因する。
身長180cnをこえると、DN-01のメーターはほとんどみえないのだ。

それからまもなく、VFR1200FのDCTに出会った。
が、ツアラーでパニアつき、1200ccというバイクは、生活の中ではあまりに不要なパワーと大きさで、これも手を出すにいたらなかった。

AT、ミドルクラス、そこそこの大きさ、ツアラーよりは軽く、パニアをつければそれなりに積載できるバイク。

DNAをそのまま大きくしただけでは、こういったバイクは生まれないことはよくわかっていたし、だから、NC700S、NC700X、インテグラのDCTの発表は、まさに待ち望んでいた車両の登場だった。

スタイルから、最初はNC700Sを選ぶつもりだった。
しかし、DNA180とさほど代わり映えがしないポジションにやや不満を感じ、NC700Xにまたがってみたところ、これがずいぶんとしっくりとくる。

他のライダーさんにはもうしわけないが、くどいように、筆者の身長は180cm強あり、またがると足がべったりつくが、サスは沈みすぎることもなく、ハンドルもちょうどいい位置にあり、これだ、と決めるに至った次第だ。
もちろん、ホンダのカロタグと同時にいただいた、PLOTのオプションのカタログなどが背中を押したことはいうまでもない。

<続く>
 
 

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