ホイールのアクセサリーとして、ホイール側面(リム)にひくラインのことを、リムストライプといいます。
ペイントやステッカーなとで描きます。
手書きであればホイールと同心円を描かなければ、走行中にラインがゆがんで回転して見えてしまいますので、ピンストライパーさんなどに依頼するのがよいでしょう。
今回は、特定のサイズのホイールにあわせてはじめから貼りやすいように用意されているテープを利用したドレスアップのレポートです。
今回利用したのは、MDF社の、16~17インチ用 リムストライプ 6mm 赤を使用。
構成としては、前後左右のために、4面分の、輪になるようにはじめから弧になっているテープステッカー。
ホイールの1面を4つの弧、つまり90度分のシールが用意されていて、90度分のテープ(実際にはやや長めになっている)を4つくみあわせ、360度、つまりひとつの円になるようにしている。
で4つの円を描くために、4セット。
4 x 4 で、16個の弧と、予備の2枚。
さらに、用途は自由になっているメーカーロゴシールなどがついている。
値段は約2700円前後でした。
また、ラインには、文字いりと文字なしが半々で入っていますので、文字アリ、ナシ、アリ、ナシ、と交互に貼ることでレーシーなイメージを強めています。
下準備ですが、台紙からは、ラインごとに切り取ってしまいましょう。
こうすることで作業が楽になります。
ステッカーを貼るホイールは、きちんと清掃しましょう。
説明書には清掃の仕方が書いてありますが、筆者はいつも、洗濯洗剤をぬるま湯であわ立て、スポンジを使ってあらい、泥汚れや油分をまとめておとしたのち、タオルをつかいながら、洗い流し、洗剤がよく落ちたところで、乾拭きをして乾かしています。
パーツクリーナーはタレ落ちるのであまり好きではありません。
また、よりうまく張るためには、これを併用するとよいでしょう。
同じく、MDF社さんがだしている、リムストライプを貼るときに、ガイドになるゲージ(ものさし)です。
使い方は簡単。
二つに折って、ホイールのうちがわにあてて、
そこにあわせて、ステッカーを貼っていくだけです。
のぞき窓になっているところにステッカーを貼るわけです。
しかもホイールの内側にあてているのでかならず均等にステッカーが貼られていきます。
ここまで貼れたら、ステッカーをうえからこすって、より強く接着させます。
失敗したら、こすらず、優しくはがして、貼りなおします。
テープのはしまできたら、あたらしいシールを重ねて貼り、同じようにゲージを当てながら貼っていきます。
写真を参考にしていただきたいのですが、継ぎ足して貼っていくときに、窓から差し込むような形でステッカーを貼り、台紙は手前に残して、はがしながら窓に吸い込まれつつ張られていく、という状態をつくると、ゲージを滑らせていくだけでステッカーがはられていき、大変楽です。
タイヤをまわしながら一周。
貼りだして、10分くらいで片面ができました。
いかがでしょう?
貼りながらタイヤを回すのは難しいと思いますが、センタースタンド、あるいはメンテナンススタンドがあれば、前輪は結構簡単にまわります。力技で。
後輪にいたっては、メンテナンススタンドがあれば空回りするわけですから、前輪より楽でしょう。
力技が心配な人、センタースタンドやメンテナンススタンドがないひとは、バイクをちょっとだけ移動しながら貼りましょう。
貼りだして40分で終了。
手軽で、見た目にはけっこう変わるデコレーションかと思います。
DNA180でも、このリムストライプは何度も貼りましたが、車種が変わってもやり方はかわらないですね。
どうでしょう?
雰囲気変わりましたか?走っているところも撮りたいのですが、さすがに一人では無理なので、いつか別の機会に。
さらにこのあと、タイヤに描かれているロゴマークなど白抜きして、スポーティな足回りを演出する予定です。
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