スライムというパンク防止剤をご存知でしょうか。
パンクする前に、タイヤに入れておくことで、パンクしたときに穴をふさいでくれるという、なんだか得体の知れないものです。
また、パンクしてからでも、いれて、空気をいれ、多少走れば、穴をふさいでくれるとのこと。
チューブレスで6mm、チューブで3mmの穴に対応。
形状ですが、緑色のスライム状。
中には、なんというか、黒いゴミのようなものが混ざっていますが、これがタイヤに穴が開いたときにお互いに絡み付いて穴をふさぐファイバー状のもの、とのことです。
タイヤにいれても液体状を保ち、穴が開いて、空気が漏れたときにその威力を発揮する、とのこと。
その容器の外観。
液体の入ったボトルの他に、
透明のチューブ
注入するときに使うキャップ(白いもの)
空気を入れるバルブの中の、バルブコアと呼ばれる空気逆流防止ピンをはずすためのドライバー(黒いキャップのようなもの)
以上の4点セットで、さらに空気入れが必要になります。
バイクのタイヤですので、コンプレッサーが必要ですが、シガーライター型電源で動くコンプレッサーもセットになっているセットもあります。
当方は設置型のコンプレッサーがあるので、今回はそちらを使います。
まずバルブ内の空気を抜くわけですが、バルブキャップをはずし、付属品の黒いムシ回しを差し入れ、中のバルブコアをはずします。
まわすとすぐにタイヤの空気がぬける音がします。
音が出なくなるまで空気を抜きます。
バルブコアを、なくさないようにはずしておきましょう。
バルブコアをはずし、空気も抜けたところで、チューブ、白いキャップを使い、スライムをタイヤに入れます。
単純作業です。ひたすらボトルをにぎり、ながしこんでいきます。
量はこのボトルですと、半分です。
ちょうどボトルには、半分いれたあたりに赤い線で、目印と数字が書いてあります。
タイヤの大きさによっていれる量が違うようです。
使う人は、買う前に、いれる量をきちんと調べましょう。
Amazonでの購入時には、
<ご使用量の目安>
・スポーツバイクのタイヤ1本:250ml
・ビッグバイクのリアタイヤ1本:350ml・50ccスクーターのタイヤ2本:250ml
このボトルが約500ですので、NC700Xはロードスポーツクラスのタイヤですし、前後輪で、ちょうど半々といったところでしょう。
スライムを入れ終わったら、コアバルブをとりつけ、空気を入れます。
マニュアルによると、NC700Xの後輪の空気圧は2.9のようです。
空気を入れたら、バルブキャップを取り付け終了です。
この状態で、10分ほど走れ、とありましたので、あたりを軽く流してきました。
前輪も同様の施工をして完了です。
夏は外出が増えるので、転ばぬ先の杖、として入れましたが、効果のほどは、体感しないで済めば幸いです。
ちなみにコンプレッサーとスライムのセットをもってツーリングにいくことにします。
大きさも手ごろで、仲間のトラブルにも対応できるし。
これ幸いとレポートとれるかもしれないし(ぁ
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