2017年7月8日土曜日

ウェアラブルカメラ テストショットから


初夏にウェアラブルカメラ類のテストをしていました。
筆者のNC700Xにはパイプ類がたくさんついてるので、これならすきなとこにクランプして、などと考えていましたが、現実はそう甘くないようです。

まず、振動対策がなかなか難しく、一番振動しなかったのはヘルメット、次がリアバッグのステーでした。
映像としては、メーター周りやハンドル付近は影響を受けやすいようで、スクリーンショットではましなものの、動画は波打ってしまっています。
ウェアラブルカメラの性能の件もあって、動画づくりとしては苦戦させられそうです。
もっとも、2倍速程度で再生すれば、揺れもさほど気にならないのですが。


純正ロングスクリーンこびしに、ステーにクランプしたRAMマウントでの撮影。
写真では止まってますが、動画では振動がけっこう気になります。
またスクリーンごしなので、曇った映像になってしまいます。



スクリーンから外側にずらすと視界はクリアに。
しかし、やはり振動が気になります。
また、スクリーンの映り込みもハンパです。



こちらはNC700xではなくDNA180での撮影。
ハンドルにクランプしたRAMマウントでの撮影ですが、開放感が違います。
ただ、やはり振動は気になります。


ヘルメット。右側頭部。
ヘルメットにつけると振動はほとんど感じませんが、ヘルメットをかぶってから、カメラがまえにきちんとむいているようにセッティングするのが難しいです。
これは、かぶる前に調整したにもかかわらず、かぶったときのずれがそのまま俯角気味になってしまって、道路ばかりうつっています。
操作などを映す、という目的ならいいのでしょうが・・・



こちらは左パニアとシートの間くらい。
リアパニアのステーにクランプしています。
振動が一番少なかったのはここでした。
ただ、ライダーがとても太く見えてしまいますし、ライダーの占める面積も大きいです。
前へ走っていく疾走感はないのが残念です。
もっと大胆に左側を撮ったりするならよいかもしれませんね。



フロントパイプの右側。
フォグのすぐ近くにクランプしています。
映像としては面白いです。
映り込んでいるノーズも臨場感がありますし。


結論を言うと、左パニア、右フロントパイプ、そしてフロントのスクリーンなし、ヘルメットあたりが、初心者でも映像がつくりやすいんじゃないか、と。
もっといい場所もあるにはありますが、両面テープをはったり、固定のために穴をあけたりはしたくないので・・・

リベッターでパニアに固定なども考えたのですが、貧乏性の筆者にはカバンに穴をあけるのは抵抗があってできませんでした。

もうすこしまともな絵が取れたら、そのうち動画を公開してみたいと思います。


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