2013年8月4日日曜日

MORIWAKI MX XHAUST インプレッション



 さすがに暗いところででは、そこそこブラックですね。
 光沢で、ややコントラストがきかないのが難点です。

 さてさて、インプレッションです。
 まずは音から。
 録音などでアップしようと思いましたが、ウェブで聞いてみてもいまいちわからなかった筆者が、同じように動画をウェブにアップして音を伝えるのはなかなか難しいと感じました。

 音質として一番近いのはスポーツスターのノーマルマフラーなのですが、あちらはVのパカラッパカラッという音で、こちらはマルチのブロロロロロ・・・という音なので、音質という言葉も難しいですね。

 NC700Xのノーマルと比べると、アイドル時の音は明らかに大きくなっています。
 純正のヒュルヒュルという音から比べれば、ブォン、という低い音は大きな変化に感じます。
 

 アクセルをあけると、低い音からややマイルドな排気感がスムーズにふけます。
 純正マフラーだと2000回転くらいで感じたもたつきを感じさせません。
 これは結構重要な要素です。
 パーシャルからフクセルをあけるコーナーリングの出口時にフロントが暴れないわけですから。


 走行時のインプレッションですが、前述したとおり2000回転あたりでもたついていた回転がスムーズに吹け上がり、そのまま回転はストレスなくあがります。
 ですのでスピードも、そのまま素直に加速してくれます。
 
 といっても、スカスカという感じではありません。
 エンジン回転の詰まり感がなくなり、素直な回転でパワーがでる、といったところです。
 

 インジェクションの設定はそのままで、まったく問題なく日常で使用できる感じです。
 いままでより、アクセルがやや軽くなり、エンジン回転がスムーズになったと思えばよいかと。 

 音に関しては、アイドル時よりもブロロローという滑らかな排気音で、無闇に粋がった感じはしません。
 爆音ということもなく、いままで静か過ぎたノーマルマフラーよりも、走っているという感覚を音でも楽しめるマフラーに仕上がっていると思います。


 Sモードでは、ふけ上がりのよさと相性がよく、滑らかに回転が上がり、アクセルをあければあけるほど、パワーを引き出してくれます。
 よいマフラー、よいセッティングのバイクは、一生懸命のような音はださず、エンジン回転をあげるとなめらかに加速する。
 パワーを出すのが当たり前で、音だけ大きくなり、エンジン回転はすかすか、という雑なつくりのストレートサイレンサーではないことを証明しています。
 ノーマルマフラーでは、なんとも排気が追いついていないような、ギャリギャリと音をだしてエンジン回転があがっていきましたが、このマフラーではそんなこともなく、滑らかにエンジン回転があがっていくのがわかりました。


 また重要なことですが、純正のセンタースタンドに対応しています。
 そして車検対応です。


 これだけそろうと総じて、欠点や文句の付け所はなく、デザインや音質・音量については個人の趣味といったところ。
 
 
 そしてなにより、実売価格が6万円台というのも嬉しいではありませんか。


 余談ですが、音は、どうもキャタライザーのほうでかなり消えているようで・・・
 サイレンサーなしでも、昔の直管とは違い、ちょっと大きいかなーといったところでした。
 モリワキをつけたあと、やはりうるさかったんだな、とは思いましたが、これなら、そこそこ消音するマフラーなら、キャタライザーは純正のものを使用しているという書類を作れば、車検通るかもしれませんね。
 実際にIXILのマフラーなどの音量を試してみたいのですが、誰か持っている人はいませんかね?

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