チェーンの交換は、スプロケと同時にするのが基本です。
ほとんど走っていないスプロケなら交換することはないと思いますが、たとえば10000km走ったチェーンを交換するなら、スプロケも交換したいところです。
NC700Xのチェーンの耐久度、そして先日、カスタムパーツとして使用したEKのチェーンはどの程度つのかはわかりませんが、一応、4000kmのところで効果したので、次は12000kmあたりで交換しておこうと考えています。
さて、スプロケですが、ここでいうスプロケというのはエンジン側が『ドライブスプロケット』、後輪側を『リヤスプロケット』あるいは『ドリブンスプロケット』といい、チェーンと交換するのはドリブンスプロケットのほう。
ホンダの公式サイト内での質問の回答では、『ドライブスプロケットは16丁、ドリブンスプロケットはNC700X、NC700X<ABS>は43丁、NC700X Dual Clutch Transmission<ABS>は39丁です。』と記されているので、われらがNC700X ABS DCTは、39丁ということになります。
カスタムパーツだと、呼び方で間違いが起きないように、リアスプロケとか言ってたりしますね。
Amazon、楽天で見る限りではあまり見かけませんが、Skidmarx リヤハガーを購入するときにも使いました http://www.intobikes.co.uk では、2つほどあるようです。
鉄製と、アルミ製で、丁数も選べるようです。
Renthal Rear Hard Anodised Alloy Sprocket suitable for a Honda NC700X (2012): Renthal Rear Hard Anodised Alloy Sprocket suitable for a Honda NC700X (2012) - part of the comprehensive range of Alloy Sprockets available from IntoBikes
Afam Steel Rear Sprocket suitable for a Honda NC700X (2012): Afam Steel Rear Sprocket suitable for a Honda NC700X (2012) - part of the comprehensive range of Steel Sprockets available from IntoBikes
純正に交換するのもいいですが、丁数変更でチェーンがたるんだりするのはなんとも。
しかし乗り心地をかえるのもひとつの楽しみかもしれません。
ちなみに、基本知識ですが、ドリブンスプロケの丁数を小さくすると、39丁から36丁などにかえると、最高速がのびますが、その分、負担が大きくなるので、トルク不足を感じることになるかもしれません。
ハイギアードな状態になるのでパワー不足ですが、最高速はのびると思います。
最高速に達するまでの時間が長くなることは予想できますよね。
もともと体重も軽く、荷物も積まない人なら、ハイギアードにしても負担がなく、エンジンの回転数に対して、タイヤの回転する量も増えますから航行距離も伸び、いいこと尽くめかもしれません。
逆に丁数を増やすと、ローギアードになります。
重たい荷物を運んだり、急加速をするには向いていますが、トップスピードは確実に落ちます。
ですので、最高速はさほど気にしないが、タンデムが多い、積載物が多いなんていう人は、ローギアードのほうがかえってバイクの負担が減り、いつもより快適に走れるなんてこともあり得ます。
ちなみにドライブスプロケはドリブンスプロケの逆の効果があります。
ドライブスプロケ、つまり前のスプロケを1丁かえると、後ろのスプロケ3丁に相当するといわれています。
では、前を1つ増やし、後ろを3つ減らせば、同じか、というと、そうでもなく、エンジン特性や、ライダーの体重などで変わってきます。
そこがスプロケセッティングの醍醐味ではないでしょうか。
ちなみにノーマルのスプロケは、メーカーがそういったいろいろなライダーの特徴を考え、中庸なものをノーマルセッティングとして考えているわけです。
つまり、バイクは、特定の身長や体重の人が乗ることを前提につくられている、ということです。
170cm、75kgの人、などといった平均的なスタイルだったと記憶してますが、各メーカーによって定義はさまざまです。
そして、その定義から大きく逸脱している筆者のような者は、例えばスプロケのセッティングをかえることで快適になる可能性もある、と言うことです。
しかしながら、チェーンの長さがかわるのも億劫なので、やはり筆者はノーマルの39丁にします。
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