2013年10月27日日曜日
突発ツーリング報告 つづき
トンネルを抜けると、そこは雪国でした。
まだ路面は凍っていませんでしたが、粉雪がふきつけてきて、しかもワインディングでくだり。
この雪を予想していなかったのは失策でした。
しかし、ここからUターンをするのもばかばかしい。
中禅寺湖をこえたあたりから、ぼんやりと帰りのルートとして関越の沼田ICあたりを目指していたので、半分近くまできて戻るのは忍びないわけです。
走ってみると、さほど路面も荒れていないし、グリップも悪くないので、あまり気にせず走れましたが、とにかく寒い。
さすがに、防寒着がたりません。
坂を下り終わったところに、菅沼の「山小や」と書かれた施設があり、ここで一休憩。
食事をする気はなかったのですが、身体の芯まで冷えてしまったので、ここできのこのうどんを頂きました。
そして、薄手の雨用装備をバイクウェアの下に着込んで、冷たい風をシャットダウン。
幸い下着はヒートテックだったので、風が完全に抜けなくなった上に、その上からバイクウエアをきたおかげで寒さはまったく感じなくなりました。
20分ほど、身体をしっかり温めてから、その間につもった雪をバイクからふきとり、出発です。
時間は8時50分くらい。
早朝に出発したので、意外と時間が経っていなくて驚いています。
ここまででガスのメモリが2つと、点滅の間を行ったりきたりしているので、トラブルを避けるためにガススタンドがあれば入ることを前提に、沼田ICを目指します。
小雪がちらつく中、丸沼高原をながめつつ、一路、西へ。
しばらくはしると、雪が消え、日も出てきて、ワインディングも減り、快適な旅を楽しめました。
メーターでみると結構な距離でしたが、あまり意識しないで片品村のあたりを通過。
途中、ガススタンドを見つけて入ると、レギュラーで10リットル程度しか入りませんでした。
ここまでで前回の給油から約270kmで、これだけ重い装備でここまで走ってきてもリッター27km。
毎度のことながら驚かされます。
給油もすんでガス欠の不安もなくなり、走れば走るほど快適になる中、不思議と疲れなどはあまりなく、無理しないペースで走っているのが一番功を奏しているようです。
やはりツーリングはソロで走るほうが楽ですね。
マスツーリングでこういうところにきたら、筆者は多分、気疲れしてしまいます。
道の駅 白沢の看板を発見しましたが、ここで左折、とでも案内看板を出してくれていればいいものを・・・というくらいわかりにくく、筆者以外のライダーさんも、そこで「どこだろ?」ときょろきょろしている姿を目にしました。
ここまでくると、沼田ICは目の前です。
高速で一度休憩するつもりではありますが、高坂でお土産を買ってから、と思っているので、そこまでの分体力回復と、やはりストレッチ。
今回のツーリングでは、バイクから降りたら、身体を動かすことを忘れないようにしています。
1時間後ごとくらいに休憩してるとちょうどいいのかもしれません。時間はもう10時近くになっています。
道の駅 白沢には、温泉などもあるのですが、旅先の公衆浴場は衛生面やトラブルが多いので、基本的にノータッチで出発。
さきほどわかりにくいといった道の駅の入り口にある信号の先、地図で見ると久保と呼ばれる方向に、横に長い虹がかかっていました。
幸先が良いと思い、これは早く帰ろうと、関越の沼田ICをめざします。
沼田ICから無事、関越にのった筆者は、そのまま高坂までなんの問題もなく走れたのですが、反対車線では、旧車会とかなんとかいう、みんな一様にサングラス、ハンヘル、へんなハンドル、ヘッドライトにカブみたいなカバー、コブラシートの集団が走っており、ただ走っているだけなら良かったのですが、どうやら60人くらいいたようで、その最後尾でノーヘルだかのタンデマーがいて、それを警察車両がとめての騒ぎの性で、下り車線の昭和から沼田までは、大渋滞となっていました。
なにが楽しいんですかね、ああいう人達は・・・。
つづく
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