2017年4月25日火曜日

PGM-FI つきっぱなし。アイドル不安定。エンスト。ノッキング。他。 

タイトル通りのはなしです。
このブログを参考にしてくださっている方々や、ご自身でブログをされている方々は、兎角、自分で解決してしまうことが多いと思います。
しかし、同じ症状を、同じ方法で解決した時、それは「よくあるトラブル」とするべきことか、「初期不良」とすべきか「リコールとするべきもの」かで、区分しないですごしている方も多いと思います。

例えば、ラジエーターに小石がはねやいのは仕様でしょう。
これにはフロンフェンダーのエクステンドをつけるとか、ラジエーターガードをつけるという解決方法があると思います。
これは、「よくあるトラブル」と対処ですね。

ヘッドライトが点滅してしまう、めずらしいものだと、アームのABSの配線をとめるナットがはずれて空回りした、なんていうのは、「初期不良」パーツだと思います。

しかし、「たくさんの人が同じ部品のせいでトラブルになっている、しかも形状などではなく、電子的なものやその設定、あるいは構造欠陥で」となると話は違います。
これらの、生産時期が同じで、ほとんどのバイクに適用される設計ミスなどは、「リコール」とすべき案件です。

NC700シリーズにおいて「リコール」の話題をあげる時に、避けて通れないのが、そう、メーターと、ECUです。

メーターについては、バックライトのLEDが点灯しない、キーオンオフでオフなのに漏電する、PFM-FIの警告灯が付きっぱなしになるのに通信エラーしか検出されないという状況が、初期のNC700ユーザーによくみられる症状です。
もし、あなたが初期の購入者で、今まで気にしていなかったのなら、まず、キーをさしこみ、オン、素早く、オフにしてみてください。
 メーター内のゲージが減っていく演出ほしてから消えるなら問題ありません。
 もし、オフでメーターが一瞬で消えるようであれば、そのメーターは初期不良で、漏電しています。
 そのままほってえいて何日かすれば、バッテリーがあがります。
 これは初期不良ですから無償交換すべき案件ですが、ホンダは「症状が出たら」ということにしています。
 しかし、これだけ多くの症状をみて、各個人の判断にまかせるのはどうでしょう。
 つまり、「症状があるんだけど発覚してないなら、それは故障じゃない」つまり「馬鹿は風邪をひかないのと違う、風邪をひいたことがわからんのや」というやつです。

 ECUについては、J31という部品のものはほとんどが不良品です。
 現象としては、セルを回しても失火、あるいは走行から停止、アイドルからスタート時にノッキングする、というトラブルです。
 対処法は書き換えではなくJ33という別部品への交換となっていて、これも初期不良なら交換する、という話になっていますが、症状の例も多く、やはり「ノッキングっぽい、かなぁ?」程度のバイク素人がだまされている間は黙っておこうという状態になっています。

 もちろん、交換が無償であるなら、工賃くらいはかかっても、まあいいかな、という気持ちになるでしょう。
 しかし、よく考えてください。
 これは我々ユーザーのせいですか?
 不良品による故障でもなく、不良品だからでているトラブルなわけで、それは本来はリコールにより無償で交換、工賃も払わないようにするべき案件です。

 これがいわゆるリコール隠し体質で、最近ですと日産(三菱)のデイズなどが有名ですね。
 はい、デイズユ―ザーである筆者から見れば、ホンダのこの所業は、三菱となんら変わらないですね。

 自動車不具合情報ホットラインがあります。
 http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/hotline.html

 こちらにみなさんの情報を少しでも提供していただければ、正しいリコールが行われる可能性が高まります。
 みなさんのご協力をお願いいたします。

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