2018年8月12日日曜日

タンデムはするべきどうか。





 小さなお子さんとタンデムをするときの、シートベルト代わりになる、タンデムベルトです。
 ・・・このアイテムは、あくまでも横に落ちたりしにくくするためのもので、絶対に落下しないわけではありませんし、シートとタンデムシートとの段差などを完全に考慮されている商品ではありません。
 ネカズティブな評価から始まっていますが、なにが言いたいかというと、年端も行かない子供を長時間(30分でも子供には十分、長いのです)乗せるのは避けたほうが良い、ということです。

 筆者は、過去、5歳の息子をのせて短距離の散歩走行をしていたのですが、眠くなってしまった息子は、何度も左側にがくん、と落ちそうになり、シートベルトがあっても、それは車体を引き倒そうという力としては十分で、転倒こそしなかったものの、危険極まりないと感じました。

 多分、大型スクーターや、ローアンドロングのアメリカンなどではまた違うのでしょうけれど、年端も行かない子供を乗せるのは、あまりお勧めできません。

 その一方、十分に成長した子供となら、安全を確保したタンデムとして十分な力が発揮できると思います。
 居眠りもしないし、十分な身長のためにタンデムステップにも足が届き、ベルトにつけられたグリップのおかけで、胴回りにだきつけない子供や女性でも十分に安心して乗ることができます。

 商品としての大きな欠点は特にありませんが、構造上、まず子供が装着し、それから大人にベルトで固定するいう流れなので、バイクにはまず大人が乗り、次に、子供がこのタンデムベルトを装着して、タンデムシートに乗り込むわけです。

 逆に降りるときには、ベルトを外して、子供が先に降りるわけで、この間、ライダーは足をしっかりとつけ、バイクが倒れないようにしなければいけません。

 NC700Xですとシートはけっこうな高さで、先に子供を乗せてしまうと、ライダーは乗るのが難しく、かといって、子供だけで乗るにはなかなか難儀すると思います。
 特にトリプルパニアの人は、どうにもならないのではないでしょうか。
 やはり、車高の低いバイク向きなのかもしれません。
 
 子供が10歳にもなれば、大人のいうことはきちんと聞けるでしょうから、大人が乗ってから、自分で乗る方法もきちんと学べると思います。
 
 身長については、体格適応表があるのでせ、そちらを見ながら検討していただければ。


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